自然災害から身を守る


日時:平成31(2019)年2月9日(土) 10時〜11時45分
場所:荒牧町公民館
主催:荒牧町自治会

講師:まえばし出前講座
   前橋市危機管理室
        防災アドバイザー 戸丸典昭 先生


まえばし出前講座「自然災害から身を守る」が開催されました。曇り空で雪も心配された状況でしたのか参加者は少なかったです。

冨澤自治会長の挨拶に続き、戸丸講師から主にプロジェクターを使って、自然災害から身を守る・前橋市の洪水、土砂災害ハザードマップ等の説明を受けましたので、その一部を掲載しました。

自然災害には、「気象災害」(極地的大雨、ゲリラ豪雨、台風、雷、竜巻、大雪)と「地震災害」(首都直下地震、南海トラフ巨大地震、深谷地震)等があり、下写真の「近年の自然災害」の主な事例を話されました。写真「気象現象を知る」の説明では、皆「積乱雲」が関連しており、入道雲を見つけたら遠くでも注意が必要とのことです。
  
台風の被害の説明では、台風は主に赤道直下で発生するが、近年気象変動により発生箇所が北上しており、より日本に近づいているそうで、台風に備える説明などがありました。

雷災害では、雷で年間20人以上が死亡しているようで、樹木の真下は危険で4M以上はなれ、写真「雷から身を守るには」のCのようにつま先立つも役立つようですので、参考にしてください。

身近な大雪対策は、写真「家庭の雪対策」を参考に準備をしておいてください。

地震対策の説明では、2018年6月17日発生の地震の震源は前橋市です。写真の最も前橋市が被害を受ける可能性のある「深谷断層帯による地震」で、次写真「震度6弱以上の地震の発生確率」は、30年間で既に地震の起きている熊本市と余り変わらない数値のようです。

写真「安全対策10か条(地震)」は、平成26年4月に各家庭に配布した「前橋市総合防災マップ」や平成30年5月配布の「前橋市総合防災マップ」と同じであり、再度、家庭で見直してほしいとのことでした。なお、その中で、平成26年版では100年に一度の大雨対策でしたが、平成30年版は、想定最大規模を、およそ1000年に一度の浸水の危険性に変更され、荒牧町も一部含まれていますので確認しておいてください。

災害時に、荒牧町に近い緊急指定(一次)避難所は、「しきしま老人福祉センター」と「群馬大学荒牧キャンパス」等で、地震災害と水害の二次避難所は、写真の「荒牧小と桃川小」となっており、家族で話し合っておいてください。

「ここは大丈夫」、「災害は対策は明日考えればよい」と言わず、「災害は忘れた頃にやってくる」で、今日の講座は終了しました。


冨澤自治会長挨拶

講座の様子

講座の様子

講師の戸丸先生

スライド出前講座

近年の自然災害

気象現象を知る

雷から身を守るには

家庭の雪対策

震源は前橋市の地震

深谷断層帯による地震

前橋の地震発生確率

安全対策10か条(地震)

地震・水害二次避難所

配布資料