ふれあいいきいきサロンが開催されました。滝澤自治会長の挨拶に続き、清宮民生委員からサロンの内容説明がありました。
はじめにマスクケースと書類入れの作り方です。参加者は3か所のテーブルに分かれ、役員が用意したクリアファイル・マスキングテープ等を定規やハサミを使っての細かい手作業でした。皆さん手際よく作って完成品を比べあっていました。
次は役員さんによる紙芝居で、「ぶらり南橘」等が制作した紙芝居「蚕のたね屋 塩原佐平」の物語です。田口町に住むおばあちゃんと家に遊びに来た小学生の会話を、役員6人の声優で見せてくれました。明治の初め、蚕の種「塩原亦」という蚕の一大品種を生み出し、全国的に名を馳せた塩原佐平の物語です。塩原家は2代目、3代目と続き、群馬県全体や全国の蚕種業の発展に力を尽くしました。時代とともに、ナイロンなどの化学繊維が出てきて昭和5年に仕事をやめました。永く続いた塩原家住宅は、令和元年「国の重要文化財」に指定されました。場所は、国道17号を北上して田口町に入り、信号「田口町」を抜けると右手丘の上に見える3階建ての大きな家です。