ふれあいいきいきサロンが開催されました。滝澤自治会長の挨拶に続き、防犯アドバイザーから主にスライドを使って身近な詐欺事件等を話されました。
最近は、電話やメール、はがき、封書等で対面すること無く、信頼させて現金等をだまし取る「特殊詐欺」が増えており、詐欺の種類や詐欺に遭わない為の説明がありました。
「オレオレ詐欺」、「キャッシュカード詐欺」、「還付金詐欺」、「融資保証金詐欺」、「金融商品詐欺」、「交際斡旋商法」、そして、電話で存在や財産を事前に確認した強盗殺人事件等の「アポ電詐欺」があり、これらのターゲットは年配者です。最近は、電話もしないで、いきなり訪問する手口もあるようです。
被害に遭ってしまったら
・110番通報で警察に連絡
・被害口座の停止
・メモや振込用紙等は捨てない
・メール、sns、通話履歴等の記録を残す等してください。
詐欺電話の9割は固定電話ですので、年配者が直接電話に出ない、留守電の設定、現金・キャッシュカード・暗証番号が出たら詐欺を疑いましょう。
特殊詐欺被害発生状況
令和3年中 認知件数:217件
被害額:4億560万円 群馬県内
オレオレ詐欺:63件
キャッシュカード詐欺:105件
架空請求詐欺:19件
融資保証金詐欺:3件
60歳以上:206人 94.9%
女性:162人 74,7%
男性:56人 25.3%
対策:総じて高齢者の防犯意識が低いことや地域の繋がりが密で家の無錠鍵も当たり前だった時代を生きてきた等があります。今の犯罪は巧妙化、凶悪化しています。若い世代がしっかり情報収集し老親の防犯意識や対策を先導する必要があるそうです。
どうしたらいいか、わからない、一人で悩まず下記の連絡先に相談を。
群馬県消費生活センター 電話 027−223−3001
群馬県警察安全相談 短縮 #9110 027−224−8080
県警振り込め詐欺被害防止ホットライン 027−224−5454
最寄りの警察署生活安全課へ