2月の「ふれあいいきいきサロン」が開催されました。吉田民生委員の司会で滝澤自治会長の挨拶があり、今日のサロンは、「おまわりさんのマジックショー」の予定でしたが、講師の都合で変更になり、紙芝居と合唱になりました。
紙芝居内容は「蚕の先生松太郎さん」で、笛田民生委員と西保健推進員の語りで始まりました。
明治初期、寒村の片品村で養蚕農家の永井紺周郎は、焚火使用による養蚕飼育方法を見い出し、それを広めました。日輪寺村の木村松太郎は、遠い片品村で紺周郎の門人になりました。木村松太郎は、その養蚕飼育方法を地元の養蚕農家に指導し、多くの近郷農家が栄えました。その功績に多くの人達が大正四年、日輪寺境内に木村松太郎の顕彰碑(下段写真)が建立されたお話でした。
続いて、有名な歌「赤い花白い花」がスライドで映し出されました。この歌は「赤い鳥」や「芹洋子」などが歌ってヒットしました。長い間作詞者が不明でしたが、群馬大学を卒業して前橋市に在住し、銅版画家として活動していた中林三恵さんで、高校時代(旧姓遠藤三恵)に作った楽曲で大学時代に合唱祭で発表され、歌は一人歩きで広まったようです。「赤い花白い花」を皆で合唱して、今日のいきいきサロンは終了しました。