氷点下の寒い朝でしたが、風も少なく快晴の天気で、荒牧町自主防災会の防災訓練が約50人の参加を得て実施されました。
本年元日には能登半島地震、8月には南海トラフ地震臨時情報発表などあり、日ごろから防災についての理解と関心を高めて地域の防災能力の向上を目指して開催されました。
防災訓練に先立ち、荒牧町公民館では火災の通報訓練を前橋市北消防署の指導のもとで行い、隣接の下宿公園で初期消火訓練(水消火器)や市の起震車による地震体験訓練が実施され、参加者は真剣な面持ちで消火器の使い方や大きな地震の揺れを体感していました。
防災講和では、市防災アドバイザーの高橋講師による講話があり、災害に備える安全対策10か条や防災マップの活用の仕方、「かわみるぐんま」や「浸水ナビ」といった様々な情報収集ツールの活用について講話をいただきました。
参加者の多くは講師の説明を聞き、深谷断層帯地震による被害想定で前橋市では死者約70人、避難所生活者約3万人、断水被害約7万世帯を想定(平成24年度調査結果)、それぞれ「各自での備えが大切!」と痛感していたようでした。
最後に参加者は町自主防災会の防災庫を見学し、ビスケットや乾パンをお土産にいただき終了しました。