第6回高齢者教室


日時:平成16年10月15日(金) 10時〜12時
場所:荒牧町公民館


E健康講座 生活習慣病について
 
講  師: 県立医療短期大学
      教授 下村洋之助先生

 今日は、特に内臓脂肪について勉強しました。
 内臓脂肪型肥満は、腸間にたくさんの脂肪がついた状態で、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病を伴うことが多い。皮下脂肪型肥満は、皮膚のすぐ下に脂肪がついた状態で、生活習慣病を伴うことは比較的少ない。この内臓型脂肪は正常あるいは、やせの体重の人にも起こりうるそうです。
 内臓脂肪蓄積の原因は、性ホルモン、加齢、運動不足、ショ糖(砂糖)の過剰摂取等ですので、定期的な運動をしましょうとのことでした。大きな相撲取りは、内臓脂肪は少なく、すべて皮下脂肪だそうで、それは運動をしているからだそうです。内臓脂肪は、運動により比較的容易に減少します。
 運動の効果は48時間きり続きませんので最低1日おきに少し急ぎ足の散歩を一日20分位で結構です(脈拍/分100を少し越える位)。ただし、急に運動をはじめると膝関節痛や腰痛が起こりますので注意が必要とのことでした。