教養講座G「シベリア強制抑留の真実」
講 師 群馬県議会議長
中村紀雄先生
先の戦争で、戦争が終わった後に60万人もの日本人が、シベリアに強制連行された。
そして、酷寒、飢え、重労働に耐えられず死んだ人は6万人以上に及んだ。
その大方の人は、最初に訪れた冬に絶えられず亡くなったそうです。
戦後60年、戦争の悲惨さが薄れて行き、平和がどんなに大切か、若い人達が知らないまますぎている。体験を語る人も次第に少なくなり、歴史の彼方に忘れ去られようとしています。真の平和や人間とは何かを考える上でも、今、改めて、この問題を正しく見詰める必要があり、それらを伝えなければならない。
シベリア強制抑留とは何だったのか、21世紀の現在、改めてそれらを考えてみたい。
そんな思いで抑留経験のある田口町在住の方々と現地に行き、この目で、収容所の跡地や無縁墓地等を確かめてきた報告の一部を講演していただきました。
詳細は下記HPで、ご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/kengi-nakamura/siberia/index.html
なお、来年1月の高齢者教室は1月21日(土)群大落語研究会による落語です。高齢者教室は会員以外の方でも聴講できますので、是非ご参加下さい。お待ちしております。