高齢者教室


日時:平成21年1月20日(火) 10時〜11時25分
場所:荒牧町公民館


健康講座:「安心、安全を食卓に」
講  師:群馬県食品安全局衛生食品課
           吉田 幸正先生

今日の講座は、「食中毒を防ごう」を副題に講義を受けました。
食中毒は、細菌やウイルスによって体に有害なものを飲食することにより、一度に多くの患者が発生するおそれがあり、下痢・腹痛・嘔吐などの急性症状、麻痺などの神経障害が現れ、命にかかわることもあります。

まずは食中毒の特徴を知り、自分がどう対処すれば良いかを知れば食中毒にかかるリスクが大幅に減ると話されました。
群馬県における平成19年度の食中毒は、19件722名の患者が出ましたが、その内、約71%が「ノロウイルス」の食中毒だそうです。ノロウイルスによる食中毒は例年冬季に多発しており、その予防と二次感染等の拡大を防止するための注意事項等を戴いた資料の一部を掲載します。

食中毒予防三原則
1.清潔第一:細菌をつけない→手洗い励行・器具等の消毒
2.迅速・冷却:細菌を増やさない
    →調理したらすぐ喫食。やむを得ず保存する時は冷蔵庫
3.加熱・殺菌:細菌を殺す→加熱するものは、十分に加熱する

次回の高齢者教室は、2月17日(火) 「伊勢神宮の源流」です。なお、高齢者教室は会員以外の方でも聴講できますので、是非ご参加下さい、お待ちしております。


教室の様子

講師の吉田先生

教室の様子

ノロウイルスとは

感染予防に手洗いを