教養講座:「温暖化の防止と森林の働き」
講 師:県林業技士会会長
技術士 伊藤 孝先生
今回の講座は、南橘地区在住で、森林土木や森林総合監理が専門の伊藤先生の講義を受けました。
「温暖化の緩和と森林の働き」について、配布された資料に基づき、プロジェクターを使って説明されました。日本の森林とこれまでの林業、森林の公益的機能、二酸化炭素の排出量とその影響及び温暖化緩和対策等について勉強しました。特に京都議定書の内容について説明を受け、私達ができる二酸化炭素排出量の減少については、家庭の電気使用量の削減、近い所へは自動車運転の自粛等があるそうです。
森林が大切なのは、林木が二酸化炭素等を吸着・分解で、大気を浄化する機能があり、家に使われている木材の中にも留まっているそうです。ただし、木材を燃焼させると大気中に放出されてしまうそうです、家庭での枝木や落ち葉焼等も放出があり、土中に埋めて朽ちると少ない等々を学びました。
次回は11月7日(水)〜8日(木)の秋の研修旅行の予定です。
なお、高齢者教室は会員以外の方でも聴講できますので、是非ご参加下さい、お待ちしております。